古文を勉強する!となると何を思い浮かべますか?
単語、文法、あとは実践?
それだけだと実は全く足りていないのです。
大切なのは古文常識!
しっかりと時代背景、言葉や行動の意味がわからないと一向に文章が読めるようになりません。
特にMARCH以上なんて直接点数にも関わってきますからね。
そんな古文においてとっても大切な要素を学ぶことが出来る
マドンナ古文常識217という参考書について
「レベルは?オーバーワークにならない?」「いつ使えばいい?」
などの疑問に答えていきます!!
1マドンナ古文常識って?
受験生から大人気、マドンナ古文シリーズの1冊です。中でもこの古文常識は主に平安時代の文化や暮らしを紹介するの参考書です。
大学受験用の参考書ですが、単純に読み物としてもとっても面白いですよ。
第1章:恋愛・結婚と祝事・弔事
第2章:天皇家の人々と宮中の建物
第3章:宮中で働く男たち・女たち
第4章:貴族の私生活
第5章:服装と調度品・乗物
第6章:宮中行事と教養・娯楽
第7章:宗教と俗信
引用:マドンナ古文常識217
章の構成はこのようになっています。
だいたいは出る順に並んでいますね。
1.Goodなところ
✓知識が増え、古文の文章を読むことや勉強そのものが楽しくなる
✓難読古文単語も意味とともに覚えられる
✓ゴテゴテした受験参考書ではなく可愛いイラスト、オールカラーのスッキリしたページレイアウトで読みやすい
✓文学史も載っており、この一冊で古文常識は網羅できる
2.Badなところ
✓学習するときに、本当にこんなの役に立つの?と疑心暗鬼になる
✓日東駒専や、易化年のセンター(共通試験)程度までだと直接点数には繋がりにくい
2難易度・こんな人にオススメ
この参考書、難しい?という疑問へ
まず、この参考書自体の難易度はとっても簡単です。
文章も分かりやすく、古文を全く習ったことがない人でもなるほどね〜と読めるほどです。
つぎに、入試の点数に直結するかというと、必ずしもそうではありません。
この参考書を利用したことによる、より詳しいメリットを以下に記載しますね。
①文章の内容までしっかり理解ができ、読みやすくなる
⇒演習中書いてあることはなんとなくわかるけど、結局どういうこと?を防ぎます
②勉強が楽しくなる
⇒これがめちゃくちゃメリットだと考えてます。私はこの本に出会ってから、古文が好きになり得点のアップに繋がりました。
③MARCH以上だと、知ってて当然の知識
⇒MARCH以上になると当たり前のように問題として出され直接得点にも繋がってきます。
つまり、ある一定以上のレベルを目指している学生でなければ①と②の利益しか享受できないため、必須とは言えません。ただのプラスアルファのような副教材とも言えますね。
入試で問題を解く時に、実際にこれらの知識がないと「問題が解けない!」「文章が全く読めない!」となるのはMARCH以上です。
ただ、どのレベル層でも得られるものは大きいので、入試ギリギリの年明けでもない限りはオーバーワークにはなりません。
そのため、
【どのレベルの受験生にもオススメであるが、特にMARCH以上が志望校であれば必ず!】
という参考書だと言えます。
3使い方
「詳しい使い方は?」
「どの段階で取り組めばいい?」
古文の勉強しはじめ〜中盤にかけてにおいて、2回に分けてそれぞれ異なる使い方をするのがオススメです。
この古文常識を元に問題演習を積んでいただきたいので、ラストスパートで扱う参考書ではありません。
⑴1回目
◎今日買ってすぐ読む
⇒古文をいままで勉強してきたかは関係ありません。受験で使うのであれば、とにかくすぐまずはじめにザックり読んでみてください。
①1周目はまずサラッと読む
⇒ふんふんこんな感じなんだなあ〜と全体を把握しましょう。
②2周目〜4周目程度
単語をしっかり覚えること、隅々まで目を通すことを意識して読みましょう。
ここまで繰り返せばかなり内容も覚えたはずです。
⑵2回目
◎ある程度古文を勉強したあとに取り組む
問題演習をしていてこれなんだっけ?と忘れてしまった時や、気になったものがある時にかいつまんで読みましょう。
なにがどこらへんに書いてあるのかは把握出来ているはずです。章ごとや言葉ごとに、ピックアップしましょう。
ちょっとした辞書みたいなイメージですね。
単語帳のように毎日ページ数や時間を決めて取り組むのではなく、空いた時間に読書するような感覚で学習するのがオススメですよ。
4さいごに
いままで述べたことを簡潔にまとめると
◎古文を楽しみながら学習しよう!
これだけ!
この2つを意識するだけで得点up間違いなしです。最強マドンナ古文常識を使って、古文を武器にしていきましょうね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ゴム子