今回は元塾講師らしい記事をひとつ。
若干現役向けの内容になりますが、浪人生にもきっと役に立つので読んでみてください。
高校1~2年生でも絶対に参考になりますよ。
はじめに
塾の先生(個別でした)をやっててすごく思ったんですけど、塾ってたかが週に1回でしょう?
もちろんもっとたくさん通っている人もいるだろうし、通ってない人や映像授業の人も沢山いるだろうけど、その話はまた今度。
やっぱり大切なのはそれ以外の部分どうやって過ごすかなんですよね。
私は塾で生徒との面談時は、学習スケジュールにとっても力を入れていました。
簡単に言えば
【どの参考書をどのタイミングでどんな風に学習するか。この一週間は何をして過ごすか。】
そのような事ですね。
毎週話し合って決めていたことを
1記事にまとめることなんて到底できませんが
何となくこんなことを意識していたよー
という内容を共有したいと思います。
【土台の予定を作る】
受験生ともなると特別なことがない限りは毎週似たような一週間を過ごしますよね。
つまり、予定が立てやすいんです。
①日中の勉強
まず学校で空き時間が日々あるならば、この時間はこれをする、と決めます。
1つ前の授業の復習、次の授業の予習、前日の英語長文の復習など
なんでも良いので[科目+扱う参考書]を決めます。
やる事が終わってしまい時間が余ったら、後述する、[日々の課題]に取り組むようにします。
②放課後の勉強
学校の授業や予備校、塾の予定も加味して毎日放課後にどの科目に取り組むかを決めます。
細かく時間まで決めると融通が効かないので曜日ごとに科目を割り振るのがオススメです。
私立のみ受験であれば 3科目ですよね。そうすると、週6日それぞれ3科目を2日ずつ割り振ります。
月曜日⇒英語
火曜日⇒数学
・
・
こんな風に。
これで毎日どの時間にだいたいなにをするかが決まりましたね。
【日々の課題を入れ込む】
曜日ごとに科目は決めたものの、毎日やらなければならないことがありますよね?
古文単語、英単語、英語長文など。
これらの日々の課題をどの時間に行うか決めます。
単語など何回かに分けて学習することができるものは、「通学、休み時間や空きコマのする事がない時間、お風呂のあとの1時間」など、[スキマ時間+決まった時間]に取り組みます。
英語長文など、時間の確保がガッツリ必要なものは「学校から帰ってから一番にする、朝起きてすぐにする」など毎日固定の時間を設けます。
ここまで計画を立てると「何をしたら良いのかが決まっていない時間」は無くなっているはずです。
【参考書から予定を立てる】
別角度からの予定のたてかたです。
◎学習に用いる問題集について
参考書や問題集、どのように扱っていますか?
もちろんモノによって異なりますが、基本的に同じものを何周もするべきです。
そのため、参考書も計画的に勉強する必要があります。計画をろくに立てず単語帳のはじめの方ばかり何度もみる受験生をたくさん見てきました…。
前述した毎日取り組むべき課題も、数日に1度取り組むものも頻度が異なるだけで扱い方は同じです。
計画の立て方は、
②逆算して日々取り組む範囲を決める
③2周目以降少しずつペースを調整
これだけ!!!
計画ってこんなこと?
そうです、こんなことです。簡単ですよね。
難しいのはこれをきっちり守ることですよ。
《余談》
3~4周目にもなると、解くスピードがガンガン上がってくるかと思います。
その際は、その分他の学習に費やすのか、1日の課題の分量を増やして周回スピードを上げていくのかは参考書毎に判断してみてください。
さいごに
今回のお話文章にしてみると「なんだ、そんなこと?」と思いがちですが
できていない受験生が非常に多いんです。
毎日無計画で行き当たりばったりの勉強は厳禁。
週に1回日曜日は[調整日+自習の予定見直し日]にして計画的な勉強を心がけましょう
覚えて欲しいことは以下の三つ!
②放課後の学習は曜日ごとに科目固定
③参考書は目標を元に逆算して日々の範囲を決める
以上!
私自身受験生のときにほぼ独学でこのように計画的に勉強し、毎日では21時には寝るほど余裕を持って生活していましたよ😊
計画的=効率的です
コツコツ頑張っていきましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ゴム子